木と手
あなたのすぐそばに、温かな木のぬくもりとほのかな森の香り。天然木で作られた障子は、暮らしの中に息づき、私たちとともに歳を重ね、味わいを増していきます。和歌山は、豊富な森林資源に恵まれており、古くは「木の国」とも呼ばれ、天然木は暮らしの中で身近な存在として親しまれています。木目、色合い、香り、手ざわりといった木材の個性を職人が見極め、ひとつひとつ心を込めてこしらえます。「KITOTE」は障子を通じ、この国に受け継がれてきた天然木の心地よさと、積み重ねてきた職人の熟練の技、「木と手」の感動をみなさまに、そして次の世代へとお届けします。


木は生き物。同じ樹種でも土壌や日照など育った環境によって、性質が異なります。材の固さ、水分量、節の入り方など、同じ物はひとつとしてありません。天然木だけが持つ、ぬくもり、手ざわり、美しい木目や節の表情。KITOTEは、障子を通じて、天然木の素晴らしさをお届けいたします。


受け継がれる職人の技。ひとつひとつの木の個性が、天然木の魅力のひとつです。しかしその個性は、材の扱い方によって反りなどの原因にもなり、上手く扱うには、熟練した職人の知識と技を必要とします。KITOTEは、伐採から製材、障子の組立まで、全ての工程に職人が携わっています。職人が木の性質を見極め、ひとつひとつ丁寧に仕上げることで、天然木の個性を生かした、強く美しい障子が生まれます。


障子には「障:さえぎる」「子:小さな道具」という意味があります。現代では木枠に和紙を貼ったものを指しますが、古くは襖や戸、屏風、簾など、空間を仕切るものの総称でした。和室の減少とともに障子も減り、職人の減少や技術継承が課題となっています。KITOTEでは、障子が持つ「空間を仕切る」という本来の役割を見つめ直し、現代建築との一体感を追求。障子を暮らしの中で生きる日本の文化として未来へ残すためにつくり続けていきます。

光と影の中に素材の質感や佇まいの美しさを見る、日本ならではの美意識。「LIGHTING SHOJI」は、灯りをともすことで、和紙を透過するやわらかな光と、組子の繊細な陰影が際立ち、空間に豊かな表情をもたらします。和モダンやJAPANDIスタイルにも自然に溶け込む、現代の空間に寄り添う壁掛け照明です。

光や人の気配を感じながら、視線をやわらかく遮る。「STAND SHOJI」は、障子ならではの曖昧で心地よい境界を、現代の空間に取り入れるための間仕切りです。繊細な意匠を楽しみながら空間をゆるやかに仕切り、適度なプライバシーを保ちます。施工が不要なため、用途やシーンに合わせて自由に設置でき、空間の印象を手軽に変えることができます。


従来の障子を現代で導入するには、鴨居敷居の施工が必要であることが導入ハードルを高くしていました。「AIR SHOJI」は、障子をもっと自由に取り入れるために生まれた、新しい障子。「掛ける」「吊る」といった方法で設置することで、これまで難しかった場所にも取り入れ、季節に合わせて掛け替えたり目隠しに使ったりと、さまざまなシーンで活躍します。